血液の働きは酸素や栄養素など、細胞に必要なものを運んで生命の維持をしていますが、他にも役割があります。
それは、細胞の老廃物や口や皮膚から取り込んでしまった有害物質など『細胞に不要なものまで運ぶ役割』
当院のアーユルヴェーダ・血液デトックスコースは、吸い玉カッピングで皮膚を吸い上げるだけでなく、体内の不要物を含んだ汚血を体外へと排出することができる本格的なスーパーデトックスの取り組みです。
汚血の状態は、あなたの体内環境
施術中に吸引カップの中に吸い出される血液は、脂肪や糖分、化学薬品やマイクロプラスチックといった石油系化学物質などを含んで、どす黒いレバー状や、白い脂身の肉のようなブヨブヨの塊になって体内に詰まり込んでしまった汚血(瘀血)が排出されてきます。
「こんなものが血管の中に詰まり込んでいるなんて‥」
「もしも、こんな状態のままで放置させていたら‥」
自分の身体の中の瘀血状態を知ることが、快適な身体を守るバロメーターになります。
汚血の状態は身体の部位によっても異なります。
肩こりや腰痛などコリや痛みのある所や同じ部位でも左右の様子は違うし、特に足首は重力によって下がってきた毒素が溜まる最終地点。
冷えや運動不足などで血流が悪化しやすく毒素の蓄積度合いが濃厚になる箇所のため、足首は血液の状態がわかりやすい部位でもあります。
足首からの瘀血でよく見受けられるものは、泡立てた卵白のような細かな気泡の状態で、黒っぽい血液になっているものが出てくるのですが、それは、血中毒素に石油系化学物質や血糖が多く含まれているのが原因です。
かなり粘度が高いため、排出後も気泡が消えずに残っている。
しかし、歩いたり立ちっぱなしが多いなどよく足を使う習慣がある人は、関節に溜まったヴァータ(気)のエネルギーが血液と共に抜けて、ムース状の血液であっても比較的気泡は早く消えるといった違いがあります。
吸い玉カッピング刺絡治療で身体のクリーニングを
瘀血状態は、症状の自覚がある人だけの問題だけではありません。
私たちの日常生活で触れる食品や商品には、不自然なのものに溢れています。
それら有害物質を、知らず知らずと口や鼻や皮膚から日々取り込んでいることや、ストレスに満ちた生活で血管も縮みがち、血糖値が高くなるようなものを好む傾向もあれば、いつしか毒素まみれの血液によって身体の質が低下します。
瘀血(おけつ)体質は決して特別なことではありません。
今、気になる症状がない人でも、体内のどこかしこに瘀血があって放置していることで、徐々に病気へと近づいていきます。
吸い玉カッピング刺絡治療で皆さまの血液の状態を確認するたびに、このアーユルヴェーダ・血液デトックスコースが『命のクリーニング』であることを実感します。
副作用がない、一切の投薬もない、身体の質を悪化させる『瘀血』を定期的に排出させていくケアを心がけましょう。
Ten治療院が血液デトックスに取り組む意味を、一人でも多くの方に知って頂きたいと願っています。