脳に霧がかかったような状態を「ブレインフォグ(Brain Fog)」といい、物忘れ・集中力や思考力の低下・言葉が出てこない・頭痛や頭重感などの症状を示します。
新型コロナウイルス感染の後遺症としても報告されており、ブレインフォグの専門外来があるほどです。
しかし、報告の8割の方が『接種済み』という状況なのは、どういうことでしょうか。必ずしも感染による影響だけの問題ではなさそうです。
ブレインフォグの背景にある「脳の慢性炎症」
ブレインフォグは、脳の慢性炎症によることが示唆されています。
炎症は、ストレスや疲労によっても起こりやすい。
ストレスに晒されやすい生活環境で、さらに感染症やワクチン接種などといった外部からの刺激が重なると、生体防御反応が起こります。
それらの影響を受けた身体は、どんな反応を起こしていくのでしょうか?
免疫細胞が炎症性サイトカインというタンパク質を分泌して、脳を含む全身に炎症を起こしていく。
それによって、血液の凝固異常から血栓の形成、血管や赤血球の損傷からの血液の質の低下や血行不良といった要因に関連していきます。
また、脳内の慢性炎症はワーキングメモリに影響するともいわれます。
外部から入ってきた情報を脳内に記憶し、それらへの対応を整理し、不要な情報は削除するというワーキングメモリの働きが、脳内の慢性炎症によって、瞬時に適切な判断を行うことができなくなると、ブレインフォグの症状を招く。
つまり、物忘れ・集中力や思考力の低下・言葉が出てこない・頭痛や頭重感なども、血液の状態に着眼することで、根本的な解決への糸口になり得るといえます。
ブレインフォグへの対処法
忘れ・集中力や思考力の低下・言葉が出てこない・頭痛や頭重感などの症状で悩まされている人は、
「血液」「脳」に対する対策に注目してみてください。
ブレインフォグの症状に悩まされていても、当院で、脳のリンパマッサージも含まれいる『血液の浄化コース』の施術を根気よく受けていくにつれて、徐々に日常を取り戻されていくケースが多くある。
それは「血液」と「脳」に対するケアをダブルで行っているからです。
瘀血・血栓対策には、東洋医学とアーユルヴェーダの手法である吸い玉カッピング刺絡治療。
脳には、脳血流改善と脳機能の回復をはかるYNSAの鍼灸治療や、脳リンパマッサージで脳脊髄液の循環改善と脳内の老廃物の除去を行います。
うつ症状にも近い、ブレインフォグの症状。
物忘れ・集中力や思考力の低下・言葉が出てこない・頭痛や頭重感など、どこの治療の窓口に頼ったらよいのかわからず悩んでいる方。
どうにもならないと諦めないで、Ten治療院へご相談ください。
